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昔作った紙飛行機たち

葉書ヒコーキ1号

Read Meで書いた ”葉書ヒコーキ By親父” を思い出しながら「親父が作れたものを俺も作れるかな」と思い、随分前に作った物です。

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飛びすぎてぶつかり先端が潰れしまうので何とバンパーが着いています。
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全  長110mm
主翼長120mm
尾翼長55mm

3Dヒコーキ1号

上の"葉書ヒコーキ1号"の拡大&立体版ですが主翼だけ長くしました。あまり強くない紙で作ったため壊したくなかったのでチョイとしか飛ばしていません。重りとして中にスチールのナットを固定していましたが着地のショックで固定が外れてしまい振るとコロコロ音がします。ううっ

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大きさの比較としてFDを後ろに置いてみましたが、あまりピンときません。

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お尻の処理が多少悩みました。(ヒコーキの、ですから)

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主翼は強度を増すためと、より本格的に、ということでこちらも立体的にしてみました。

全  長165mm
主翼長230mm
尾翼長80mm

"どちらでも可"号(葉書ヒコーキ2号)

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名刺ヒコーキのページでも書きますが僕の”グライダー型”の理想は主翼がビヨ〜ンと長く胴体がコンパクト、という形です。そのため主翼は葉書の縦の長さを目一杯使いました。 偶然胴体に”どちらでも可”の文字が残り、そのままこの飛行機の名前になりました。

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全  長90mm
主翼長150mm
尾翼長50mm

以上の3機は平成5年頃に作った古〜いものです。

ここからは最近の作です

超ミニ1、2、3号

三役揃い踏み

小ささの限界に挑戦してみました。
以前、義理の兄貴との酒飲み話の中で「僕小さかった頃、1cmとか2cmでちゃんと飛ぶもの作ったよ。重りはホッチキスの針を半分にしてね。」という話が出た事がありました。これを聞いた時、私の食指が激しく反応した事は言うまでも有りません。
そして、チャレンジです。
使用した紙はどれも、名刺ハンググライダー、新生マッチ棒ヒコーキですっかりおなじみになってしまった商店街の福引補助券です。


超ミニ1号

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機体が小さくなれば当然安定性も悪くなります。なのでデザインはできるだけ必要最小限に留めるべきであろうと思い、見ての通りの簡単な作りです。
紙にものさしを置き部品を切り出す時には「随分小さいなあ、これでホントに飛ぶかなあ」と思いましたがいざ紙パーツを接着し終わり眺めてみるといまいち「小せぇ!!」と言うほどでもなくインパクトに欠けます。しかし初めての挑戦なのでまあまあ、これぐらいからスタートした方がやる気が続くというもんです。
ホッチキスを空打ちして針を閉じる直前まで曲げ、兄貴の言っていた通りニッパで半分にしてまずは機首に乗っけただけでバランスを取ります。すると、半分にしたとは言えこの大きさの紙飛行機に対しては結構な重量になるようで、思った以上に支点近くに移動する事になりました。ほんのちょっとの移動でも大きくバランスに影響するので針をニッパで閉じる時はかなり神経を使いました。

各部の調整後、それ、と投げてみると・・・。ほほう、シッカリ飛びます。う〜ん、かわいいかわいい。 
この分だともっと小さくできそうです。

全  長33mm
主翼長40mm
尾翼長15mm

"超ミニ2号

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超ミニ1号では「超ミニ」と謳っておきながら実は無難な大きさでした。ってことで今回は、多少及び腰ながらも「えいやっ」と小さくしてみました。
製作コンセプト、作り方は1号とおんなじです。
飛ばしてみると・・。さすがに安定感は落ちましたが飛んでいると言っていいでしょう!ちょっとピッチが見られますがこれは重りを固定する際に針の位置が微妙にずれてしまった為だと思います。

翼面積を小さくした場合、その面積に見合った重量の中で作らなければなりません。この福引補助券を使う限り、恐らくこのサイズが小ささの限界ではないでしょうか。

このサイト内で何度か触れていますが、私は異常に手の平に汗をかきます。緊張すると特にすごいです。紙飛行機を持つ時はいつも指先を拭うのですが、この機体は軽過ぎる為ちょっと拭っただけでは意味がなく、投げた筈なのに親指に「ぷらぷら」くっついていた事も有りました。そこで、我ながら「馬鹿だなあ・・」とは思いますが、この機体はピンセットでつまんで投げています。あはは!

全  長23mm
主翼長25mm
尾翼長10mm

"超ミニ3号

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グライダー型にはもう飽きちゃったのでデルタ翼で小ささに挑戦します。なんて言ってみたりして・・・。
デルタ翼については、名刺ヒコーキでも何機か作ってはいますが実は飛ぶ理屈が良く分かっていません。当然、重心の取り方なんかも知りません。「でも案外、偶然に偶然が重なって飛んだりして」といった感じの、いつもの悪いクセを100%押し出しての挑戦です。
安定性を考え高翼機にし、垂直尾翼も1枚ではなく2枚にしました。垂直尾翼と言うよりウィングレットですな。機体後方の四角い部分はエレベータです。ちなみにこの機もピンセット投げです。ふふ
実際に投げてみると、手から離れた瞬間すう〜っと飛んだと思えば急旋回したり、投げた方向には飛びますが振り子のように左右に揺れていたり(もっと高いところから投げていればいずれはやっぱり急旋回するかも)ちょっと不安定です。目線の高さから投げた限りでは一応空気を捕らえてはいるようですが・・。でも急旋回後にスピンに陥らないあたりは、単にロールを押さえればきれいに飛びそうな感じもするのですが。でもやっぱり重心の位置が合ってないのかな?いやいや上反角をつけたほうがいいのかな?でもでもやっぱりどーんと垂直尾翼を付けたほうがいいのかな・・?でもでもでも・・・。
それよりもまずデルタ翼の飛ぶしくみを理解したほうが早いのかもしれません。(今回は、まあ、飛んだ、と言うことで・・ポリ)
つづく。

全  長24mm
主翼長28mm
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