記念すべきひよこ初の名刺スケールモデルです。
歴史的にいわく付きの飛行機ですが、飾り気の無い、ただただ速くターゲットに到達するだけが目的のあまりにもスパルタンなデザインに心が動かされます。写真を見ていて『これならスケールモデルでいけるかも』と思い作ってみました。
形がシンプルなので、全長75mmの割に名刺一枚で充分作れました。残材はこれくらい。ただしバラストまでは間に合いそうに無かったので消しゴムを加工してノーズコーンに嵌めています。
作ってみて分かったんですが、単純に見えて実は胴体など案外微妙なＲで構成されているんですね。テール部に入るテーパーは分かりやすいですが、コクピット辺りからノーズコーンまでも微妙に入っています。勿論手抜きナシです。
完成後カーテンに向かい、下にも布を敷き万全の態勢で試し投げをしたら一発目であっさり飛びました。翼面過重が大きいせいで機速は速いです。
そしてディテールに凝って見ました。
ロケット噴射口
迫力の機首部
この機を見て何かを感じた方、今一度歴史を紐解きましょう。