力作がどんどん届いています。私などもう及ばない世界になってきました。うれしいなぁ。ほのぼの笑える作品なんかも有ったら、いいなぁ。
旧七式敢行さん作
”SILPHU/シルフ2号” ”SILPHW・シルフ4号”
SILPHU/シルフ2号
>> ウキウキの掲示板での皆さんの意見のうち
>> 双垂直尾翼・でかい水平尾翼・重心位置主翼前縁より80%
>> の三つの条件を満たす機体を作ってみました。
>> が、とても敏感なので調整のときは冷や汗ものです。
>> ただ、飛ぶときはちゃんと飛ぶので気に入ってます。
>> ちなみに垂直上昇タイプの滞空機です。
「重心位置主翼前縁より80%」
無駄を省きに省いてギリギリ飛行可能な重心位置かも知れませんね。滞空時間と安定性はトレードオフかな、と思い、ついつい安定飛行に傾いてしまう私の作品には、ないなぁ。
お次はSILPHW・シルフ4号。
>> 『素人の飛ばすホワイ〇ウイ〇グスよりは長く飛んでいられる』
>> というコンセプトに基づいて設計しました。でもあんまり進化してない・・・・
>> アマチュア設計のアマチュア調整vsプロ設計の素人調整
>> どっちが勝つんでしょうか?どっちにしろ飛ばしてる人がいないと
>> 始まりませんが・・・・
>> 室内でゴム弱引きでの飛行に問題はありません。
>> 明日晴れたらテスト飛行させようかな。風に負けないと良いんですけど…
紙飛行機歴の長い人とそうでない人、という事ですね?
うむむ・・・なんとも言えません。商品化されている紙飛行機は細かな調整ナシでもすごく飛びますから。
自分の設計したものが思惑通りに飛んで、ホワイ〇ウイ〇グスと張り合える記録が出たら小気味いいでしょうね。
Northern Stripeさん作
”バルサ16号改6” ”マッチ棒バルサゴム動力機”
Northern Stripeさん、相変わらずチャレンジ魂忘れていませんね。
今回は複合素材のミニゴム動力機です。
>> 今回は、超薄バルサでゴム動力機を作ってみました。
>> 自然素材の優しい感じがします。
>> 1o厚のバルサを0.5o厚までペーパーで削ります。すると、
>> ほとんど紙のような感じで使用できました。紙よりもかなり
>> 軽量化が図れましたので、滞空時間も伸びると思いますが、
>> まだ、広い場所で飛ばせていません。その他のジャンルになるだろう
>> と思いますが、名刺大の大きさ以内で作っております。
>> オモリとして機首に竹串を詰めています。今回のもう一つの工夫点は、
>> コメタルのプロペラ軸貫通部分と、プロペラブレードの固定部分に
>> アルミ管を使ったことです。バルサ16号改Y(名刺大)は、
>> 400回巻きで飛ばすと、天井まで軽く舞い上がります。
>> マッチ棒バルサ機の方は、200回巻きで7〜8メートルは飛びます。
バルサ16号改6 | |
重さ | 0.7g |
主翼幅 | 127mm |
全長 | 113mm |
ペラ直径 | 44mm |
マッチ棒バルサ機 | |
重さ | 0.4g |
主翼幅 | 81mm |
全長 | 70mm |
ペラ直径 | 33mm |
アルミ管に、バルサ16号改に至っては竹串と、今回は徹底的に複合素材にこだわったようです。
そして何より、美しいですよ。主翼の薄さなんて職人技ですよ。手にとってじっくり見てみたいです。
TAMOさん作
”人工衛星” ”後退複葉型主翼カナード機” ”三角胴”
記念すべき200機目はTAMOさんの”人工衛星”でした。
>> 昔「人工衛星はあの板で宇宙を飛んでるんだ」などと信じていた
>> のを思い出し、作ってみました。3m位安定して「落下」して
>> いきます。(笑
あはは、なるほど。私にもそんな頃があったでしょうか。
カード飛行機と言い、相変わらず面白い機体を作りますね。写真撮影も凝りましたね?幻想的です。
2機目。
>> 二つ目が、「後退複葉型主翼カナード機」などというもはや言い訳に
>> 近い機体です。普通の紙飛行機を作り、その余白がもったいなかった為
>> 埋めに開発した機体です。
>> 飛びませんでした。重心を何処に合わせるのかも分からず。
>> 主翼後端に重りをつけると一番よく飛びました。(それでも2m位。)
か、カッコいいじゃあないですか。先尾翼機の重心位置は主翼よりも前だったはず。モーメントアームが短いようなのでピッチの調整が難しいのでしょうか。
後姿がまた素敵。
3機目〜。
>> 三つ目が、会心の作。三角胴の機体です。主翼をかなりハイアスペクト
>> にして、完全な滑空重視です。
>> 室内では真っ直ぐピッチングもなく飛んで行きます。屋外では風の影響
>> をまともに受けて飛びません。体育館のような所で飛ばすのが一番です。
>> 伝統的な?TAMO塗装です。(何
これはいかにも飛びそうです。滞空記録のために体育館を借りると言うのも”手”ですね。
YBJさん作 ”翼幅さん1号”
はじめまして、YBJさん。
まず最初に図面を起こすためのプロトタイプを作り、この機は清書版だそうです。
全幅 182mm
全長 88mm
>> 組立には木工用ボンドを使っています。
>> 翼の取り付けも、のりしろなしでボンドでつけただけです。
>> 名刺一枚でなるべく大きいモノを作りたいというのがこの機体の
>> コンセプトです。
>> 飛ばしてみました。高翼機なので上反角がなくても安定しています。
>> 実際は、主翼の断面形状を整えるときに自然に反るので少しついてます。
>> この機体は尾翼はなるべくいじらず、主翼の反りを調整して操縦する
>> するように設計してます。プロトタイプはエレベーターを調整しましたが、
>> 図面化の際に修正しましたので。
>> 主翼をひねって調整してやると、すーっとまっすぐ飛んでいきます。
>> 10畳のリビングを横切ってカーテンに当たるまで、それほど高度が
>> 落ちないので、広いところで飛ばしてみたいですねぇ。
出来るだけ無駄を省いて名刺を目一杯使う。まさにこのサイトのテーマと言っていい部分です。
しかし投稿一発目にして随分と飛ぶものをつくられましたね!さてはキャリア長いですね?ひひ
次回作もお待ちしています!
MATSUDAさん作 ”パイプ胴機1号”
相変わらず丁寧に作られています。シンプルできれいですね。
>> 自身初となるパイプ胴機を作ってみました。
>> 十分な強度で、これは使えると思いました。
>> 飛行にはやや難がありますが、これから改良していきたいです。
パイプ胴は比較的作りやすく、軽量、強靭と、まったく名刺ヒコーキに適した手法ですね。ある意味3D機と言えなくも無いし。
強いて難を言えば、翼との接着面積が少ないと言ったところでしょうか。
改良された作品を楽しみにしています。
YBJさん作
”前進翼無尾翼機”
>> 前のグライダーと違い、主翼に剛性があるのでゴムカタパルトでも
>> 一応飛びます。ちゃんと螺旋上昇のセッティングで飛んでくれました。
>> いや、4秒程度ですが(^^;1秒上昇、2〜3秒下降くらいかな〜
飛行時間はともあれ、狙った通りに飛んでくれた、ってところがいいですね。
gt;> 同梱の図面は、撮影された量産1号機ではなく、改良型です。
>> エレベータを左右一体にしたうえ、主翼中央の補強を増やしています。
>> 量産1号機は空力試験中にコーヒーカップの中に墜落(^^;;;
>> エレベータをかなり(25度くらい)upしないと飛びません(^^;;
>> 機首を軽くすると木の葉のように舞うばかりなのでこのままです(^^;;;
>> カナードをつけて、その揚力で機首を支えると良いのですが(^^;;
>> まぁ、あとからバリエーション機としてってことで。今回のテーマが
>> 「前進翼で無尾翼」だったゆえ。
>> 垂直尾翼は、写真よりもさらに逆ハの字に開くとロールが安定します。
>> 操縦はやはり主翼自体のひねりで行います。かなり微妙です。
>> 垂直尾翼を立てておいて主翼のバランスを調整し、その後ちょっと
>> 開いてやるとまっすぐ飛んでいきます。「しゅーっ」という感じの飛び方。
上記の通り、これは調整が微妙なんでしょうね。カナード機楽しみですねえ(^^)
別の角度からの画像も届いています。
正面から 横から 上から
こうしさん作
”スピード”
こうしさんは特徴的な機体を投稿されますね。”こうしさん”色が出てきましたよ。
>> タンデム翼機「スピード」です。なんとなく速そうなので「スピード」と
>> つけました(実際はそんなに速くない)。
>> この機体は学校の数学の授業中に作りました(現在中3)。
>> ノートを書いているときに作ってたらばれませんでした。(笑)
>> この機体は「かげろう」と同じような形(タンデム)ですが、翼面積は
>> 「かげろう」の3分の2ぐらいです。今回は垂直尾翼を上につけました。
>> 調整は、すべて前翼で行います。「かげろう」より速いですが、滑空比は
>> いいです。教室の対角線の距離(8〜9mぐらいでしょうか?)は楽に
>> 飛びます。
中学校三年生でしたか!ちょっとビックリ。いや、いつもものすごくキッチリと、そしてこだわりを持って作られているので同世代かと思っていました。(これって偏見ですね。失礼しました。)
形もいいし、良く飛ぶものが出来たみたいですね。
> 調整は、すべて前翼で
今度詳しい調整方法と、そこにたどり着いた経緯などを教えていただけたらなぁ、と独り言。
いい忘れました。授業中はマジメにノートをとりましょう。名刺ヒコーキはあくまで遊びですヨ。(と一応は言っておかないと(^^ゞ)
MATSUDAさん作
”パイプ胴機2号”
早速パイプ胴の2機目が届きました。
>> 1号の投稿後、重りの大きさを調節して、翼を楕円形にした2号
>> を作ってみました。
>> 今度は前回より翼の後ろに重心を持ってきたこともあって、
>> すーと飛びます。
楕円形の主翼になったからでしょうか、洗練された感じになりましたね。
スマートですね〜。日の丸も鮮やかです。
1号から重心位置を変更した結果、飛行性能が向上したようです。
いい調子です!
TAMURAさん作
”S-3バイキング”
TAMURAさんから、さすが厚木っ子、と言った感じの作品が届きました。
>> 今回はS-3バイキングです。
>> 普段はあんまり作らないジャンルの機体なんですが、今月ついに
>> お役御免でアメリカに帰るというのでさよなら記念で作りました。
>> トムキャットに続いて当たり前のように見ていたものが消えていく
>> のはさびしい限りです。行き着くところはスクラップ置き場だろうし・・。
>>
>> 作ってみたところ重心が高く、下半角をかなりつけないと安定しませ
>> んでした。そのため、ひたすら直線飛行だけ得意になってしまいました。
>> 垂直尾翼がやたらでかく見えますが、これでも必要面積ギリギリみたい
>> です。無計画に大きさを決めたら名刺の範囲ギリギリになってしまって、
>> エンジン辺りが少々適当です・・・。
>>
>> ガンガン飛んでいた頃が懐かしいです。orz
掲載にあたりちょこっと調べたのですが、最近は空中給油機として運用されていたらしいですね。古い機体で墜落事故もあったみたいだし、形あるものは消え行くのが運なのでしょうが、やはりスクラップなのでしょうか。なんとか平和的再利用が出来ないものでしょうか。
旧七式敢行さん作
”パイプ胴3号機””F-4EJ改””パイプ胴6号”
旧七式敢行さんより3機も到着しました!
まずはパイプ胴3号機。
>> やや機首が軽く、カクカクと波打ちながら滑空に移行して、
>> スパイラルダイブしながら落ちてきました。
>> 調整の結果、何とか8.63秒の記録を出しました。
>> 最高記録樹立後、何処かへ消えてしまったのは秘密です。
>> え?金の延べ棒?ああアレはお菓子の箱ですよ。(^ー^)<ソリャソーダ
最良の調整が出来たようですね。8.63秒、立派です。立派過ぎ・・。しかし何処かへ消えちゃったんですか?
高級お菓子の箱。旧七式敢行さんはいいとこのお坊ちゃんだったようです。
お次はF-4EJ改号。
>> これはお遊びです。飛びません!
>> 重心位置は合っているのですが主翼面積が足りないらしく、
>> フラフラと落ちていきます。
>> でも飾っておく分には問題ありません。
これは以前に画像BBSに投稿してくれたモノですね。ペイントされたらさらにカッコ良くなりました。残念ながら飛びませんでしたか。うむ、問題なし!
三機目はパイプ胴6号。
全長 | 114mm |
主翼幅 | 100mm |
翼根翼弦長 | 30mm |
翼端翼弦長 | 10mm |
主翼アスペクト比 | 0.5 |
>> 主翼でかいです。主翼面積はなんと20平方cm(!)
>> 重心位置は合っているのですが主翼面積が足りないらしく、
>> 機首にはWWケント紙を使用し、さらに板鉛を積んでいます(これ
>> 反則かな?) 近いうちに飛行レポ送ります。
>> お待ちくださいです…
いえいえ、反則ではありません。ただ画像の下に重々しいアイコンがつきますが・・・。
ところでこの機は仰る通り随分と大柄な機体のようです。名刺継ぎはぎ製法で作られたのでしょうか?
レポ待っています!