力作がどんどん届いています。私などもう及ばない世界になってきました。うれしいなぁ。ほのぼの笑える作品なんかも有ったら、いいなぁ。
こうしさん作
”Ho XVB”
全体のフォルムと 「 Ho 」 と言うことから、これはホルテンですか? って事で私も調べてみたんですが、こうしさんが上手に説明してくれていますので転載します。
>> 「Ho XVB」は第二次世界大戦中にドイツで計画されたものです。
>> リピッシュのP.13aに似ていますが、まったく別のものです。
>> 1800km/hを目指した機体で、滑空試験機は完成していましたが
>> 終戦したために計画は放棄されました。
>> またエンジンも完成していて、推力は十分だったそうです。
>> 個人的には、一機でいいから完成して1800km/hを出して欲しかったです。
>> 紙飛行機の説明に移ります。
>> ネットから三面図を引っ張り出してきて、スパンが8cmになるように作り
>> ました。しかし、名刺一枚には入りきらなかったため、1.3枚ぐらい
>> 使っちゃいました。
>> 下側がエンジンポッド以外は平らなので、非常に飛ばしにくいです。
>> 滑空性能は良好で、素直に調整に応じてくれます。
うまい具合に出来たみたいですね。そうそう、これは投げにくそう・・・。
垂直尾翼をつまんで「チョイ押し」でしょうか、多分。
神代さん作
”デルタ翼パイプもどき号”
神代さん、はじめまして! 神代さんは小学4年生です。
>> デルタ翼を作りました。
>> ロールはしませんが少しピッチダウンし気味です。
>> 写真では見えませんが若葉マークがついてます。
>> パイプ胴はじょうぶなのでいいです。
すごくスマートな飛行機ですね。これはスピードが出そうだ。
ピッチダウン気味ということですが、ちょっと主翼面積が足りないかもしれませんね。重心位置はどの辺でしょう。
カナードつけて先尾翼機に改造すれば幾分改善されるかも。そうすればイカ飛行機(折り紙飛行機)の切り紙版になりますか。それも面白そう。
CKさん作
”blanic”
はじめまして、CKさん。 CKさんは名刺デザインを本業とされているとのことです。
>> 昨年グライダーサークルの名刺のデザイン依頼がありました。
>> ・・・チャンスです!
>> 「裏面にサークルのペーパーグライダーを」との提案にクライアントは
>> 即OKで、試行錯誤して出来たのが添付写真のblanicです。
>> オフセット印刷された「商用機」…贅沢。
>> 〔全長〕72mm
>> 〔全幅〕134mm
>> モデルを活かして重心をとるためにステープルの針を仕込むようにしました。
>> モデルがグライダーなので、縮尺と重心がクリアできればキッチリ飛びます。
>> (といっても、重心をとるのに機重が重くなり6mどまりでした)
おお、当サイトが人のお仕事のお役に立っていたなんて。 いや、そんな、見返りなんて考えていませんから。(冗談ですよ)
しかし、流石にプロデザイナーのお仕事、キレイですね〜。画像を眺めただけで、もう全然問題なしって感じです。
次回作も楽しみにしています。
藍雷さん作
”名刺ハング”
>> 前作飛ばなかったにもかかわらずマタグライダーを
>> だしてしまいました(最強!!
>> 今回は名刺ハングの翼の重さをカットするために
>> 翼の一部に紙を使ってみましたw
>> それにしても皆さんのはイイデキで・・・・・
>> 次回はヒコーキやってみましょうか(^^;(色もつけよう・・・
>> 型紙もあるので作ってみてください
藍雷さんの二作目です。
おっ、ハンググライダーを作ってくれましたか。私は随分とコイツに苦労しましたが、藍雷さんは翼の部分だけ名刺より軽い素材にすると言う工夫をされています。果たして、良い結果を出せたのでしょうか?
重りの部分がどうなっているか見てみたかったです。
もてを さん作
”むなを1号機(プロト)”
もてをさん、はじめまして!
>> ベッドに入りながらデザインを考え、フリーハンドで作りました。
>> みなさんの作品から見ればお粗末ですが、 トビマス!!
>> 子供のときに作ったことのある思い出のかたちです。
>> 廊下の端から玄関のドアにぶつかりましたので、10メートルは楽勝!?
>> であると思います。
>> 見た目には分かりにくいですが、エレベータも付いています。
>> なお前部のV型おもりは、高低の重心を変えるのにとても楽です。
>>
>> 今後は滞空性能をアップしたものや、ゴムカタパルト機にチャレンジして
>> みます。とても楽しい日曜日で、子供(3歳)とともに作りまくっています。
おもしろい形ですね〜。初・名刺飛行機製作にして10メートルオーバー!子供の頃に作られていた方はやっぱり勘がいいんですね。
おもりの「高低の重心を変える」とは、上下を逆さまにする、と言う事でしょうか。スライド可能であれば重心位置の調整が楽ちんですね。
設計図 と 完成図も届きました。
こうしさん作
”Me Libelle”
>> 前回に続いて計画機です。これも大戦中にドイツで計画されたものです。
>> Libelleはドイツ語でトンボの意味だったと思います。
>> 当時、ミニチュア戦闘機計画というのがあって、そのアイデアとして
>> 出されたもののようです。
>> 全長7.3m、スパン7mという超小型機で、卵型の胴体の最後尾にHe S 011
>> ジェットエンジンを搭載する予定だったようです。
>> コックピットは小型の計器盤が足の間から突き出したレイアウトになって
>> います。この機体に関してはほとんど資料がなく詳細は不明です。
>>
>> 機体の寸法は、実機と同じに形になるように作りました。
>> 実際は主翼の付け根にエアーインテイクがあるのですが、省略しました。
>> 尾翼の角度は、実機と同じにするとヨー安定が異常に低く飛行不可能な
>> ため、実機よりも立ててあります。
>> 飛行性能は良好で、少しスピードは速めです。
へぇ〜、これまた面白い形ですね。更新にあたり”Me Libelle”を私も調べてみましたが、まるで紙飛行機みたいなカタチ(^^) 設計段階で終戦を迎えたのでしょうか。個人的にこのフォルムは好きです。細い胴と尾翼の関係が美しいと思います。あっ、気に入っちゃってる。
Y.N.さん作
”乾燥河童調査1号”
>> 最近はまっている機体デザインです。
>> 友人からもらった雲形定規を利用して作図しました。
>> (今回は名刺直手書きです)
>> 過去の経験と、以前A.Suzukiさんから頂いたアドバイスを思い出し、
>> 水平尾翼を意識的に大きくしてみました。飛びはスゴイです。
>> ロール、ヨー、ピッチ、オールグリーン。流石A.Suzukiさんです。
>>
>> 胴体は3枚重ねです。真ん中に挟んだヤツが垂直尾翼と一体です。
>> この尾翼の形がお気に入りだったりします。
きれいな機体ですね。主翼の形が流麗。おっしゃる通り、尾翼の形も特徴的でイイ感じです。
>> 飛びはスゴイです。
A.Suzukiさんのアドバイスの下に、Y.N.さんの技術で作られたのであれば間違いないでしょう。 GJ!
Northern Stripeさん作
”零戦21型3Dスケールモデル”
Northern Stripeさんもついに3Dの世界へ! しかもゴム動力機!
>> 実は、名刺で、スケールゴム動力機を作ろうと密かに考えておりまして、その
>> 準備として、あちこちのHPを覗いてまわり、自分なりに設計してみました。
>> 今回は、コピー用紙にプリントアウトし組み立てました。実際は上質の特厚口
>> でやるつもりです。コピー用紙だと、柔らかいので設計図(特に胴体の展開
>> 図)の修正の参考にしやすいのです。結果、3〜4bはゆっくりと滑空する
>> ものができました。もちろん、ゴム動力化をねらっていますので、プロペラも
>> フリーで回転します。機首の内部のプロペラシャフト(ピアノ線)には、
>> ビーズを5個付けてオモリにしています。ほぼ、1/144モデルと同じくらい
>> の大きさになります。
>> しかし、名刺という非常に小さな限られた面積しか設計・製作に使えませんの
>> で、実機とは違うところがたくさんあります。
>> 1 実は、主翼と尾翼は1枚の紙です。
>> 2 主翼尾翼とも実際の縮尺サイズより大きくしてあります。
>> 3 3枚プロペラのところを2枚プロペラにし、やはり大きめにしています。
>> 4 初めて作ったもので、実機とはかなり形状が違います。零戦ファンの
>> みなさん。ごめんなさい。
>>
>> この機体をもとに、ゴム動力で飛ぶ名刺飛行機のスケールモデルを作って
>> いきます。
Northern Stripeさんは「実機とは違う」と恐縮されていますが、仮にそこを差し引いたとしても余りある相変わらずの出来の良さ。
実際に名刺で作られるとなると、今回の「零戦21型3Dスケールモデル」(手の大きさを参考にして下さい)より更にスケールダウンされ、ちゃんと飛ぶものを作るとなるととても難しいかと思われますが、Northern Stripeさんなら普通に出来ちゃいそう。
こうしさん作
”三葉無尾翼””八葉無尾翼””十八葉機””三十葉機”
うわっ とうとう出ましたか、多葉機。
>> 「三葉無尾翼」は飛行性能も安定性も良好です。
>> 下の翼でロールを、上の翼でピッチを調整します。
>>
>> 「八葉無尾翼」は飛行性能はそこそこ。安定性は良好。
>> 調整方法は「三葉無尾翼」と同じです。
>> テールブームの長いデザインの影響でテールヘビーなため、機首に重りを
>> 積んでいます。
>>
>> 「十八葉機」は安定性はいいのですが、飛行性能は悪く4mぐらいしか飛びま
>> せん。もし翼を一直線につなげると、72cmになります。もちろん名刺一枚
>> には入りませんでした。
>> 僕の名刺飛行機では始じめての普通の尾翼を持った機体です。(笑)
>>
>> 「三十葉機」はかなり飛行性能が悪く、3mぐらいが限界です。
>> 翼の受ける抵抗で機首が上がってしまい、失速するためだと思います。
>> 翼を一直線につなげたら、0.2cm×120cmの激細の翼になります。
>>
>> まだまだ改良するつもりなのでよいものができたら投稿します。
上二つは主翼の取り付けに微妙にレイヤーを効かせていたり、三葉無尾翼は垂直尾翼が中段の主翼についていたり、細かいところにこだわりが見えます。かっこ良いです。
下二つはその製作魂に乾杯です。飛行結果は今一つだったようですが(ちょっと重量オーバーのような気が・・。)ナイストライ!挑戦しないことには何も始まりません。
Y.N.さん作
”輸送機風”
おっ、JIPPOに乗った武骨な飛行機。まさに輸送機風ですね。
>> 輸送機風の機体を作りたくて、機首をそれっぽい形にし、
>> 水平尾翼を垂直尾翼の上にもってきました。
>> 重心をとるために主翼がイメージよりも後ろになってしまいましたが、
>> 水平尾翼が高位置にあるおかげか、飛行はかなり良好です。
>> 「尾翼大きめ」も継承です。
>>
>> ロール:なし
>> ピッチ:なし
>> ヨー:左向き(簡単な調整で回復)
>>
>> 自分としては満足の飛行です。
>> ただ、機体重量を軽くするために胴体の一部を細くしてみましたが、
>> これのおかげでちょっと輸送機っぽくなくなってしまったのが残念では
>> あります。
チョコチョコ直していくうちに、当初描いていたモチーフからだんだん外れてしまう事って私も良くあります(^^ゞ。でも、それはそれで個性。コンテナを積み忘れた輸送機ってことで。身軽なのできっと軽快に飛ぶ事でしょう。
関係ありませんが、爆走するトレーラーヘッドってちょっと不気味じゃありません?
重い荷物から解き放たれて、ドライバーさんもノリノリなんでしょうか。